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まずはここから!初心者でもわかる不動産投資の始め方

不動産投資に興味を持ったあと、実際にどのように始めてみたらいいか、その点を勉強してみたいと考える人も多いはずです。そこで、不動産投資を始めるにあたって初心者がするべき準備などをここではまとめてみました。

1.不動産投資の目標を自分の中で立てる

絶対に必要なのは、何のために不動産投資をするのか、そういった目標や目的を自分の中で定めておくことです。
基本的には投資を行うのですから、利益を発生させたいと考えるはずです。

しかし中には単純に利益を得るだけではなく、会社経営の一環として不動産投資を通して様々な投資の手法を学んでみたい、相続税対策のために子孫に残せる物件を購入しておきたい、また普通のサラリーマンが節税のために購入したいといった目的を持つケースもあるでしょう。
利益を出すために物件を購入するのであれば、年間でどれぐらいのお金を物件購入とローン返済に充てて、最終的にどれくらいの収入を得たいのかといった、目的を考えなければいけません。

そういったプランがあってこそ、初めて不動産物件の予算立てや購入先の検討比較などができるようになるのです。
また目標と同時にどういった基準で物件の運営から撤退するといった点もできれば決めておきたいものです。
まったく利益が出ない物件であるのに不動産物件を所有していると、それは本業の収入を食いつぶすことにもなりますし、所有しているだけで税金がかかってきます。
大幅な投資での失敗を防ぐには撤退ラインを決めておいて、明確な運営目標の一つに加えておく必要があるでしょう。

2.購入する物件の予算を考える

目標が決まったところで、その次は物件を購入するためにどれくらいの予算を調達できるかを考えましょう。
物件の購入に関しては、現在の貯金そして毎月の収入、さらに不動産物件の運営によって得られる家賃収入を加味します。そしてどれくらいの金額のローンまで返済できるのか、空室をどこまで許容できるのか、という点まで考えなくてはいけません。

頭金が十分に用意できればローンの融資を受ける必要がないので、スムーズに購入ができますが、そんな恵まれた環境にいる人はごくわずかです。多くの人は金融機関から融資を受けないと不動産物件を購入できないので、自分の年収や貯金と合わせて考えながら最終的にどの程度のお金を用意できるのかを想定しておきましょう。
可能であれば前もって金融機関に聞いておくというのもありです。

3.物件の情報を集める

目標と予算が決まったら、次は物件の情報を集めなくてはいけません。物件情報を集めるには最も手っ取り早い手段は不動産情報サイトを検索することです。

一般の方向けの不動産情報サイトでも投資用の物件はたくさん載っていますが、収益物件専用の不動産情報サイトというものもあります。
その中で気に入ったものを見つけて、その販売をしている不動産会社に問い合わせをしてみると良いでしょう。

そして不動産会社に赴いて自分の要望を細かく伝えて情報サイトに乗る前の物件などを紹介してもらえるようになれば、さらに良い条件の物件が見つかることもあります。
気に入った物件は必ず出向いて状態をチェックし、問題がないかを確認しなくてはいけません。

4.実際の運用を勉強する

資金の調達や物件の情報収集と並行して一緒に行うのは賃貸物件の運用の勉強です。不動産管理会社で勤務をしたという人でもない限り、不動産物件の運用は最初は皆素人であるはずです。

どうやって魅力的な物件を作り上げていくのか、客付けはどのように行えばいいのか、何かあった時のトラブル解決はどうすればいいのかといった、不動産オーナーとしての心構え、そして実務経験について学んでいきます。
本を読んで勉強したり、不動産会社に話を聞いたりしても良いですが、不動産オーナーのコミュニティなどに参加して横のつながりを作れば、実経験から来るトラブル解決の方法や資金の調達法の方法を聞くこともできます。

そういった情報交換ができれば、投資初心者の方にとっては心強い武器にもなるのです

5.物件の購入

資金を調達し物件情報を集めたら、最後は物件を購入します。物件の検討中に確認をしているはずですが、改めて物件購入前の重要事項説明の場で必ず物件破損などの瑕疵がないか、現状の問題点についてしっかりと聞いておきます。

中古物件の場合は既存の入居者もいることもあり、内覧ができない部屋もあります。そういった自分の目で確認できない場所については、納得するまで必ず前の持ち主や不動産会社に聞くようにしましょう。

まとめ

ローンの融資を受け、売主の口座に購入資金を振り込めたら、鍵の受け渡しを行い、そこで晴れて物件はあなたの所有となるのです。

しかし当然ながら物件を購入しただけでは、不動産運営を始めたとは言えません。
そこから客付けをしていき、入居者が入ったことでようやく不動産物件の運営をしていることになるのです。

不動産会社や管理会社のアドバイスを受けながら、少しずつ経験の中でオーナーとしての実力を身に着けていくようにしましょう。