今が狙い目！東京オリンピック前に購入すべきなのはこんな投資用マンション！

東京オリンピック・パラリンピックを控えて都心の不動産業界が活況を帯びています。この状況はオリンピックが開催される前後まで続くでしょう。今回は、今購入するとしたらどんなマンションが良いのか考えてみました。

キャピタルゲイン（売却益）目的なら今買おう

2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えて都心部の特に臨海エリアのマンション物件が値上がりしています。都心の不動産物件の高騰に拍車をかけているのが、海外投資家です。そのほとんどが「キャピタルゲイン」目的とされ、オリンピック前の最高値のタイミングで売却し利益を出そうと考えています。

短期間での「キャピタルゲイン」目的の不動産投資をお考えでしたら、今すぐにでも購入するべきでしょう。オリンピック開催までの短い期間でも充分利ザヤは稼げるはずです。

しかし、長期的な視野に立ってより安定したマンション経営をお考えでしたら、東京オリンピック・パラリンピックが終了して一段落してから購入することをオススメします。不動産業界の間で危惧されている「2020年問題」がありますが、本当にオリンピック終了後に物件価格が下落するかどうかはわかりません。ただし、リスクを回避するという意味では、オリンピック終了後の落ち着いた時期に購入した方が無難です。

ズバリ！今買うならこんなマンション

ある程度値下がりした中古マンションは、それ以上なかなか値下がりしません。それはマンション自体に値下がりしにくいポテンシャルがあるからです。立地が良い、耐久性があって構造がしっかりしているのでリノベーションすれば使い続けられる、などマンションが持つポテンシャルはさまざま。

都心の特に臨海エリアには中古のワンルームマンションがたくさんあります。今購入するのでしたらワンルームタイプがいいでしょう。都心は独身の若い層が多いため、需要が見込めるというのが大きな理由です。

ワンルームタイプだけでなく、中古のファミリータイプのマンションにも高い人気があります。いずれにしても中古マンションがオススメです。鉄筋コンクリート造の場合、丁寧にメンテナンスして使用すれば、50年以上、中には70年以上経つマンションもあります。

コンクリート造（RC構造）は50年かけて徐々に硬化し続けるというのが建築業界の常識です。50年経ったマンションが最も頑丈だということになります。50年を経過するとさらに50年かけて徐々に劣化しはじめます。ニューヨークの摩天楼が築100年以上もっているのはそのためです。

そもそもオリンピックぬきで都心のマンションは価格が値上がりし続けている

東京オリンピック・パラリンピックが決定する以前の2014年頃から都心の不動産価格は上昇していました。オリンピックの開催決定を機にさらに値上がりが加速したにすぎません。

もともと都心の不動産には値上がりする要素・ポテンシャルが備わっていたということになります。そもそも都心のマンション物件はオリンピックなしでも値上がりし続ける要素を備えていたのです。今急いで購入する必要はないのかもしれません。

ただ、短期間で収益を出すために「キャピタルゲイン」目的で購入するのでしたら中古のワンルームマンションがオススメです。問題は売却するタイミングですが、オリンピック終了間際のタイミングというのは避けるべきでしょう。なぜなら多くの投資家が同じことを考えて、売却時期をねらっているからです。

そのそも都心には値上がりし続けるポテンシャルがあるのですから、そのまま持ち続けて様子を見るという手もあります。オリンピックのためのインフラ整備によって、今後ますます都心への一極集が加速するでしょう。あわてずに堅実なマンション経営を行うという選択肢もありかもしれません。

まとめ

「東京オリンピック・パラリンピック前に購入するならこんなタイプのマンション」と題してお送りしました。ねらい目は安定的に価格が推移する中古のマンション物件です。ポテンシャルを備えた中古マンションであれば値下がり幅も少ないでしょう。都心部の場合は需要が見込めるワンルームタイプがオススメです。