どっちが良い?不動産投資 vs 株式投資
マイナス金利政策で、お金を貯金しておくだけでは増えない、それどころこか、逆に金融機関から煙たがられる状況です。今の時代、資産運用の方法について誰しもが何らかの課題や悩みを抱えておられるのではないでしょうか。今回は、不動産投資と株式投資のどちらが資産運用に有利なのか、それぞれのメリットとデメリットを見ながら解説していきます。
あなたは何に投資して資産を運用しますか
不動産投資
マイナス金利の時代、資産を何に投資して運用したら良いのか迷っているという方が多いのではないでしょうか。ここでは不動産投資について解説します。
不動産投資というと、マンション1棟や部屋を自分で買って管理運営するのはないかと想像されがちですが、けっしてそれだけではありません。少ない予算でも不動産投資が行える商材やサービスがたくさんあります。
不動産投資は敷居の高いものではなく、今や気軽に資産運用が行える商材です。
ただし、投資する物件は注意して吟味する必要があります。株式投資やFX投資に比べて値動きが少なく安定しているとはいえ注意するべき点もあります。
投資する不動産の管理が任せられる信頼できる管理会社を選ぶことなども大きなポイントになります。
株式投資
株式投資に興味があり挑戦してみようかと検討しておられる方が多いはずです。しかし、実際のところは、値上がりする株を見きわめるのは素人にとって難しいのが現状です。
現在は銀行にも「証券仲介業」が解禁されているので、銀行が扱っている投資信託という形で株式投資を行うことも可能です。
投資信託(ファンド)は、投資する人たちから集めた資金を、ファンドの専門家が株式投資などを行って資産運用する金融商品です。運用成果が発生した場合には、それぞれの投資額にしたがって配分される仕組みになっています。
ただし、投資信託の場合は預金とはことなり元本が保証されいないので注意が必要です。
また、わずかな資金でもネット証券を利用すれば自宅で気軽にはじめられます。この場合は、多少なりの株式投資の知識を身につけて臨む必要があります。
不動産投資と株式投資のメリットとデメリット
不動産投資のメリット
不動産投資は、銀行からの融資が受けられるので少ない自己資金でもはじめられるというメリットがあります。
また、株式投資に比べて不動産投資の場合は値動きの変動が少ないため、長期にわたって安定的に資産運用が行えるというメリットもあります。
さらには、良い物件を見定めて資産投資を行ったら、あとは信頼できる管理会社に任せることも可能です。モニターを常に監視しなくはならない株式投資と違って、不動産投資は資産運用の業務が非常に楽だといわれています。
不動産投資は、必要経費が収入額から控除されるようになっているため、税金対策にもなります。
不動産投資のデメリット
不動産投資の場合は株式投資とことなり、気軽に売買ができないというデメリットがあります。株式の売買よりも換金などに時間が必要です。
また、物件の買い替えなども簡単には行えません。それだけに資金を投資する物件は、管理会社などとしっかり相談して決めることが大切です。
株式投資のメリット
株式投資の場合は、値動きが激しいので、短期間で利益が上がる可能性があります(逆に短期間で損をする場合もあります)。また、短期間で運用するのか長期間で運用するのか、さまざまな運用方法が選べるという点もメリットの一つです。
株式投資のデメリット
デメリットとしては、株価の値動きが大きいため、新聞やニュースをチェックするなどして、常に社会情勢を気にしていなくてはいけません。
不動産投資の場合は信用できる管理会社に任せられますが、株式投資の場合は社会情勢で大きく価格が変動するためリスクが大きいというデメリットがあります。
まとめ
不動産投資と株式投資について、それぞれのメリットとデメリットを見ながら、資産運用をするにはどちらが良いのか見てきました。
安定的な資産運用を考えている方にとっては不動産投資の方が向いているようです。
実際に資産がモノとして残るという点も不動産投資のメリットなのではないでしょうか。
また、信頼できる管理会社に任せることも資産運用を成功させるカギになりそうです。
今回の記事を参考にながら資産運用の方法について検討なさってください。