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副業サラリーマン必見!不動産投資に役立つ資格

今回は、副業で不動産投資を行っているサラリーマンの方に役立つ資格をご紹介します。どうしてその資格が不動産投資に役立つのか、資格の概要や難易度などもまとめました。不動産投資には役立つけれども難易度の高い資格もあります。自分に合った資格を取得して不動産投資に役立ててください。

不動産投資に役立つ資格にはどんなものがある?

不動産を鑑定して評価する「不動産鑑定士」

不動産鑑定士は、不動産価格を評価するプロフェッショナル。よくニュースで聞く公示地価の評価価格なども不動産鑑定士が関わって決めています。不動産の公的な評価にはほとんどすべて不動産鑑定士が関わっているといっても過言ではありません。

不動産鑑定士の資格があれば、不動産投資を行う物件の価値評価に役立てることができます。

不動産鑑定士の難易度

不動産鑑定士の資格は、不動産に関する資格の中で最も難しいといわれています。司法試験や公認会計士試験などと比較されるほどの難易度です。試験科目には、不動産に関する出題と経済学、会計学、法律があります。論文形式の記述で解答し、合格率は約14%前後です。

不動産鑑定士の資格があれば不動産投資に役立ちますが、資格の取得には毎日8時間以上の勉強をして1年近くかかるといわれています。サラリーマンにとっては時間がかかりすぎるので、不動産鑑定士の資格を取得するくらいなら、直接不動産投資についての勉強をした方が良さそうです。

マンション管理のスペシャリスト「マンション管理士」

マンション管理士は、マンションの構造上の問題やマンションの管理組合の運営について専門的な知識を持つ専門家です。

主に分譲賃貸物件の不動産投資に役立つ資格だといわれています。管理組合や理事会といった話し合いの場でも活躍できそうです。

マンション管理士の難易度

マンション管理士は、不動産鑑定士のような難しい資格ではありません。ただし、合格率は10%をきっているので、難易度の高い難しい資格ということになりそうです。宅地建物取引士の試験内容と重複する部分があるので、宅地建物取引士の資格を持っている人は比較的簡単に取得できるはずです。

マンション管理士の資格試験に合格するためには、600時間以上の学習時間を要すると言われています。サラリーマンの場合、それだけの時間を費やすのでしたら、直接不動産投資の勉強をした方が良いかもしれません。

資産運用のプロ「ファイナンシャルプランニング技能士」

ファイナンシャルプランニング技能士は、資産に関するアドバイスを行うプロフェッショナルです。主に個人や企業に対して、税務や金融資産、不動産、保険、相続など金融に関するアドバイスを行います。

不動産投資を行う場合は、投資額を何年かけて回収してどのくらいの利益を出すのかのキャッシュフローが重要です。ファイナンシャルプランニング技能士の資格があれば、キャッシュフロー表の作成や戦略に金融資産の知識が生かせるでしょう。税金対策や相続問題の知識も不動産投資に役立ちます。

ファイナンシャルプランニング技能士の難易度

ファイナンシャルプランニング技能士には1級から3級まであります。1級は1日に3時間勉強して3カ月ほどかかると言われています。2級は2カ月ほど、3級は約1カ月間の受験勉強を要します。

ファイナンシャルプランニング技能士1級は、不動産鑑定士や宅地建物取引士よりも難しいと言われています。1級を受験するためには「実務経験5年以上」「2級合格者で実務経験1年」という受験資格が必要です。

ファイナンシャルプランニング技能士の資格保持者は、資金計画や資金運用の知識が豊富なため、不動産投資を行う上でとても便利です。ただし、資格の取得には時間がかかるので、副業のサラリーマンの場合は、直接不動産投資の勉強をした方が役立つのではないでしょうか。

まとめ

不動産投資に役立つ資格についてまとめてきました。今回ご紹介した「不動産鑑定士」「マンション管理士」「ファイナンシャルプランニング技能士」の3つの資格は、どれも不動産投資に大変役立ちます。ただし、資格取得に時間がかかるので、不動産投資を行う目的で資格を取得するというのでは本末転倒です。不動産投資を行う目的で勉強するなら、実際に物件を運営したり経営したりしながら、不動産投資について学んだほうが良いでしょう。