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初心者にオススメ!日本政策金融公庫でのアパートローンの特徴と審査前に抑えるべきポイントを紹介

今回は低金利で融資が受けられると評判の日本政策金融公庫のアパートローンについて解説します。
日本政策金融公庫とはいったいどういう組織なのか、どうすれば融資の審査にパスできるのか、メリットやデメリットは?アパート経営を検討している人はぜひ参考にしてください。

そもそも日本政策金融公庫って何?

日本政策金融公庫は、国民一般の資金調達支援や中小企業の資金調達支援、農業や水産業の資金調達支援を行っている政府系金融機関です。

日本政策金融公庫の最大の特徴は、低金利で借入ができて融資が受けやすいという点です。政府系金融機関ということで人気が高く融資希望者が毎年増加しています。

日本政策金融公庫アパートローンのメリット

金利が安い

日本政策金融公庫アパートローンの最大のメリットは、一般の金融機関よりも金利が安いところです。金利の安い銀行でも年間金利10%を超えます。100万円の融資を受けた場合年間で10万円の利息が発生するわけです。しかし、日本政策金融公庫アパートローンでは100万円の融資に対して年間の利息はわずか2%程度です。

融資の審査が柔軟

民間の金融機関で融資を断られた人でも、日本政策金融公庫へ融資を申し込んで審査に通る可能性があります。
個人事業主や会社の経営者は銀行からの融資が受けにくいのが一般的です。日本政策金融公庫は民間の活力を高めることを目的に個人事業主や実績の少ない起業家への融資を積極的に行っています。

事業主や起業家への支援だけでなく、女性や若者、シニア世代への起業家支援資金という融資枠も用意しています。対象になるのは女性、若者、シニア世代の起業家です。事業を行って7年以内の女性や35歳未満の人、55歳以上のシニア世代の方を対象に資金援助を行っています。

日本政策金融公庫アパートローンのデメリット

審査に時間がかかる

日本政策金融公庫の融資審査には時間がかかります。審査完了まで3週間から1カ月以上は見ておく必要があるでしょう。

保証人が必要

もう一つのデメリットは確かな保証人が必要なことです。保証人になってくれる人がいない場合は、保証人がいなくても融資が受けられるプランを探してみましょう。

日本政策金融公庫では、女性の小口融資については保証人なしでも融資を行っています。商工会議所の推薦を受けた事業者に対しても保証人なしで融資を行う制度があるので相談してみましょう。

どうすれば日本政策金融公庫のアパートローンの融資が受けられる?

融資が受けられる条件を確認しておこう!

日本政策金融公庫アパートローンを借りるためには、不動産賃貸事業である必要があります。基本的に日本政策金融公庫では不動産投資目的への融資は行いません。また、原則として担保物件や保証人も必要です。日本政策金融公庫は政府系金融機関なので税金の未払いがある人は融資が受けられません。

融資審査をパスする3つのコツ

【借入の実績づくり】

日本政策金融公庫アパートローンでいきなり大口の融資を受けるの難しいでしょう。まずは300万円以下の小口融資からスタートするのがオススメです。初回よりも2回目、3回目と借入の実績を作り、最終的に希望する融資金額にたどり着けるようにしましょう。日本政策金融公庫の融資担当と時間をかけてコツコツ信頼関係を築くことが大切です。

【事業計画書を明確に】

日本政策金融公庫アパートローンの融資を申し込んだら、支店に出向いて審査担当者と面談をします。審査担当者は融資が通るまであなたの担当です。審査担当者が融資審査の窓口になるので、キャッシュフローを明確にした事業計画書を作成して、審査担当者の質問に答えられるようにしてください。審査担当者を納得させることが融資審査通過の一番の近道です。

【しっかりした保証人を立てる】

一部の例外を除いて、日本政策金融公庫アパートローンの融資を受けるには保証人が必要です。上場企業に勤めている兄弟や不動産を所有している両親など、しっかりとした保証人を立てることが融資の審査をパスするための条件になります。

まとめ

日本政策金融公庫のアパートローンについて解説してきました。日本政策金融公庫は政府系金融機関ということで、融資審査においては民間の金融機関よりも柔軟な対応をしています。民間の活力を高めるために設けられた政府系の金融機関であるところが日本政策金融公庫の特徴です。アパート経営を検討している方は日本政策金融公庫へ相談してみてください。