お問い合わせ

空室リスク対策!空室なしでマンション経営するための秘訣5選

マンション経営でもっとも大切なことは、できるだけ空室を出さないように経営することです。空室率がマンション経営の成否を分けると言っても過言ではありません。「空室対策をいろいろ試したけれども、一向に改善しなくて頭をかかえている」というオーナーさんは多いはずです。今回は空室に悩む大家さんにアドバイスをしてきた経験から、これは効果的だ!と感じた空室リスクを回避する対策をご紹介します。

マンション経営で空室を避ける対策

マンション経営で空室を防ぐ対策について項目別に解説します。空室率が高くなってくると大家さんはあせりで冷静さを失いがちです。一度頭をクールダウンして、客観的に空室率を下げる対策を考えましょう。

対策①家賃ではなく更新料を下げる

家賃は毎月の収益に関わってくるので、1年か2年に一度の更新料を下げてみましょう。更新料を下げる対策は、長く住み続けてもらうために大変効果的です。長く住み続けてもらうことで安定したマンション経営が可能になります。

たとえば、本当ならば2カ月分の更新料が必要なところが、1カ月分になったとしたらどうでしょう。住人はとても得をした気分になるはずです。引越しをするとなると部屋の敷金や礼金、手数料でかなりの費用がかかります。更新料が1カ月分で済むのなら、「引越しを予定していたけれど、このまま住み続けようかな」と考える人が多いはずです。

対策②オシャレな部屋にリノベーション

空室率の高さがマンションの築年数と比例するとは限りません。ただし、部屋の雰囲気やデザインが時代にそぐわなくなった場合は、空室率が徐々にしかも確実に高くなっていく傾向が見られます。部屋のリノベーションには費用がかかりますが、ポイントをしぼることで費用を最大限抑えることが可能です。

たとえば、キッチン周りやバス周辺を集中的にリノベする方法や、畳の部屋をフローリングにするだけでも部屋の雰囲気はガラッと変ります。鉄筋コンクリート造の場合、フローリングのリフォームは直接コンクリート床に貼り付ける工事だけで済むので、数万円程度の費用で済むでしょう。

マンションの築年数が古くてもオシャレな雰囲気だったら人気が高まるはず。若者たちの人気を集めている都心のレトロ物件が良い事例です。

対策③マンションのエクステリアをスタイリッシュにカスタマイズ

マンション選びで入居者が最初にチェックするポイントは、パブリックスペースが清潔であるかどうか。あとはマンションのエクステリアの雰囲気です。パブリックスペースの清掃とエクステリアの修繕にスポットをあてて物件を改善してみましょう。

対策④不動産管理会社を変えてみる

空室率の高さは不動産管理会社に原因があるのかもしれません。不動産管理会社にも優秀な会社とそうでない会社があります。入居者を募集する営業をキチンとしてくれているのか、定期的にチェックする必要があるでしょう。チェックポイントは2つ、1つ目は不動産管理会社があつかっている物件の平均入居率。2つ目は物件の平均空室期間です。

平均入居率のデータは公開していることが多いのですが、平均空室期間を公開している会社は少ないので、いくつかサンプリングで抽出して空室はどの程度あるのか、空室期間はどれくらいか、調べてみましょう。チェックした結果、不動産管理会社の成績が悪かった場合は、変えることを検討するべきです。

対策⑤外国人を受け入れる

外国人を敬遠していませんか?マンションの空室率が高い場合は、外国人の入居を積極的に検討するときがきています。外国人の場合は保証人というネックがありますが、保証会社を活用することで課題は解決するはずです。家賃滞納保証会社の審査をパスするかどうかが、入居させて良いかどうかの判断基準になります。

もちろん、外国人の場合は日本人と生活習慣が異なるため、トラブルが発生しやすいという点は否めません。しかし、契約の際に通訳をはさんでルールの説明をするなどして、問題を解決できます。

まとめ

今回は空室リスクを避けるための対策について解説してきました。現在、マンションの空室問題で悩んでいるという方は、今回ご紹介した5つの中に原因が見当たらないかチェックしてみましょう。ご紹介した5つの対策に多額の費用がかかるような内容は含まれていません。明日にでもすぐに実行できます。ぜひ参考にしてみてください。