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今売るべき?マンション経営におけるベストな売り時を徹底解説!

物件を売却するタイミングについてはさまざまな意見があります。インターネットで検索してみても意見はまちまちです。物件の売却を考えている人の中には、十分に値があがっているにもかかわらず、タイミングがわからずそのままにしているケースがよくあります。今回はマンション経営における物件の売却時期・売り時について考えてみましょう。

マンション経営「物件の売り時はこうして見きわめろ!」

マンション経営において物件の売り時を見きわめるポイントは情報しかありません。常にマンションのある地域の開発状況や向こう数年間の需要傾向をしっかりリサーチすることが重要です。

たとえば、マンションのある地域に鉄道の駅ができる予定であるとか、近所に都心から大学のキャンパスが移転してくるといった情報などをしっかり集めて、そのエリアの将来予想と価格の変動を予測する必要があります。

新駅の開設やキャンパスの移転情報が公開されると、物件の価値が高まるので、情報公開以降が、売り時・売却するベストタイミングということになるでしょう。

また、逆も考えられますね。たとえば、学生の減少によって近所にあったキャンパスが閉鎖されるかもしれないといった情報は、物件の価格に直接影響を与えます。この場合は、キャンパスが閉鎖する恐れがあるという段階の物件の価格が下落する前に売却するのがベストタイミングでしょう。

社会的な経済状況や市況を見て判断するのではなく、マンションのある地域の将来性や需要と供給のバランスを見ながら、物件の売り時をはかった方がより有利な条件で売却できるはずです。

こんなときはもう少し売り時を待とう

売りのシーズンを見きわめる

マンションの需要は季節によって波があります。たとえば、4月と9月は引越しシーズンを迎えるため、その前の2月から3月にかけてと7月から8月にかけての時期は、一年で最も需要が増え、物件価格も上昇する傾向があります。

逆に、4月以降はそれまでの盛り上がりが静まり、物件価格が下落する時期です。4月から6月にかけてのシーズンは売り時ではありません。

近所に大型商業施設や新駅ができる

マンションの近所に大型商業施設の建設が予定さている。または、新駅が開設される予定がある。キャンパスが移転してくるといった情報がある場合は、その情報が明確になり公開されるまで物件の売り時を待つようにしましょう。有利な条件で売却できるタイミングをみはからうようにしてください。

こんなときには売り時

マンションの築年数で判断しよう

マンションは築15年を過ぎると価格の下落幅が大きくなる傾向があります。これは、建物が老朽化して大規模や修繕やメンテナンスが必要となるためです。

マンション価格は築15年以降、大きなカーブを描いて値下がりしていきます。物件の売却を検討しているのであれば、築15年を迎える前のタイミングが良いでしょう。築15年以降の値下がり傾向は築30年頃まで続き、30年を過ぎると値下がり幅は緩やかなカーブを描くようになり、やがてほぼ変動しない状況に変わります。これは建物の価格がほぼゼロになり、土地の価格だけで取引されるようになるからです。

周辺エリアに変化がありそう

マンションがあるエリアに変化がありそうなときは、いち早く情報をキャッチして、対処する必要があります。たとえば、地域に何十年もあったキャンパスが少子化の影響で閉鎖するかもしれない。といった情報は公開される前に入手して、まだ間に合うようであれば、良い条件のうちに物件の売却を検討した方が良いでしょう。

売却を急ぎたい場合には、物件価格がもっとも高いシーズンを選ぶようにしましょう。たとえば、年間でもっともマンション価格が上がるのは2月から3月にかけてだといわれています。この期間を見逃さずに売却のタイミングをはかるようにしてください。

ただし、マンションの供給が充分な都心部では、急いで物件を購入する必要がないので、年間を通して物件価格は変動しない状況です。最近では、インターネットの普及が物件価格の変動に影響を与えるようになりました。インターネットで簡単に物件探しができるようになったことで、欲しいときに欲しいエリアの物件を購入する流れが加速しています。

まとめ

今回は、マンション経営における物件の売り時について解説してきました。物件の売り時は物件のあるエリアの状況や物件の築年数などで判断するようにしましょう。有利な条件で売却するためには、常に物件のある地域の情報を集めておくことが大切です。